3名のM2の修論中間発表が行われました。タイトルは下記の通り。
- 自転車問題を抱える駅周辺商業地区における実態調査と啓発活動(川口詩乃)
- 英国ロンドンの通学路対策とその周辺施策(鈴木萌々)
- 無信号横断歩道における譲り運転と横断歩行環境に関する研究(関戸陽輔)
川口さんは、非常に精力的に烏山地区の自転車問題にとりくんできました。修士論文はその集大成です。さらに「地域の力を集める会」の活動にも参加して、地域のお祭りやイベントなどの助っ人としても熱心に活動をしてくれています。
鈴木さんは、日本の通学路問題について、あえて海外調査を実施し、国際的な視点から論じようとするものです。ロンドンを調査対象としましたが、統合的な交通政策と通学路対策の融合や、社会福祉からみた学校周辺地区の取り組みなども調査しています。
関戸さんは、これも問題となっている横断歩道の研究です。学部4年から継続した研究を通じて、さまざまな横断歩道を調査してきた玄人です。事故対策の視点だけでなく、交通の円滑性や横断のしやすさにも視点を広げて議論すべき重要なテーマです。