Building Materials and Construction Lab., Kokushikan University

建築材料施工 位田達哉研究室

国士舘大学理工学部理工学科 建築学系

About

温故知新の建築材料施工研究を目指して

 2012年4月に研究室を立ち上げ,2018年度より国士舘大学理工学部建築学系に拠点を移しました。その系譜は,国士舘建築を設立した十代田三郎博士に遡ることができ,内藤多忠博士に端を発し,吉田享二博士,田村恭博士,輿石直幸博士へと連なる早稲田建築の流れを汲むものです。

 建築材料および建築施工の観点から,天然素材や廃材の建材利用の検討や建築改修など,地球環境保全を目的とした研究を中心に取り組んでいます。調査,解析,実験など様々な角度から問題解決のアプローチを試みるほか,古典的な建築材料施工分野にインテリアやインスタレーションなどの制作活動を加えた新しい“ものつくり”のあり方を研究しています。

 特にエンジニア教育として,課外活動として現場調査や施工実習を開催しています。建設現場はいわゆる3k職場と呼ばれるもので,近年の若者には敬遠されがちな職種ですが,現場の指揮や工程の管理などプロジェクトマネジメントの基本を学ぶ場所であり,建設技術者としてのキャリアを積むための重要な学修として位置づけています。建築技術者としての本質を理解し,問題発見・解決力を高めるとともに実践力を身に付け,最後までやり遂げる精神を養います。

Principal investigator

位田 達哉(INDEN, Tatsuya)

 2002年3月に早稲田大学建築学科(材料施工系・輿石直幸研究室)を卒業。同大学修士・博士後期課程へ進学し,早稲田大学芸術学校講師,早稲田大学建築学科助手を歴任。任期満了後は,耐震補強関連の専門工事業者で改修工事の現場管理や製品開発の実務経験を重ね,第一工業大学建築デザイン学科講師を経て2018年度より現職。2019年度からは早稲田大学建築学科非常勤講師を兼任。建築材料施工を専門領域とし,近年はインテリア作品などの実作も手掛ける。

略 歴
● 2019.4~現 在 早稲田大学創造理工学部建築学科 非常勤講師
● 2018.4~現 在 国士舘大学理工学部理工学科建築学系 専任講師
● 2012.4~2018.3 第一工業大学工学部建築デザイン学科 講師
● 2009.4~2012.3 建設工事専門業者 施工管理
● 2006.4~2009.3 早稲田大学理工学術院 助手(創造理工学部建築学科)
● 2004.7~2009.3 早稲田大学芸術学校 非常勤講師

外部サイトによる位田講師の紹介  ・ researchmap  ・国士舘大学教員情報

Member

卒論生・大学院生

  • ALL
  • 2020
  • 2019
  • 2018
大久保利哉       ――――――――卒業論文
建築施工教育における現場シミュレータの開発に関する研究
石田稜河        ――――――――卒業論文
木造住宅外皮からの雨水浸入防止に関する研究
渡部拓己        ――――――――卒業論文
建築施工教育における現場シミュレータの開発に関する研究
水野谷駿        ――――――――卒業論文
建築施工教育における現場シミュレータの開発に関する研究
吉川 黎        ――――――――卒業論文
デザインコンクリートの施工方法に関する実験的研究
須藤 瞳        ――――――――卒業論文
食品廃棄物を用いた内装建材の開発と実構造物への適用
須田あきほ       ――――――――卒業論文
膜構造物に関する研究
竹本太一        ――――――――卒業論文
静電塗工技術を用いた超高性能調湿建材の開発に関する研究
島 勝猛        ――――――――卒業論文
火山砕屑物を用いた調湿機能を有する吹付け建材の開発
河邉飛翔        ――――――――卒業論文
脱リグニン処理による高強度圧縮木材に関する研究
窪目凌二        ――――――――卒業論文
木造住宅外皮からの雨水浸入防止に関する研究
鈴木祐輔        ――――――――卒業論文
脱リグニン処理による高強度圧縮木材に関する研究
山口日菜子       ――――――――卒業論文
デザインコンクリートの施工方法に関する実験的研究
- 既存技術調査および成形・塗装方法に関する検討 -
渡邊将哉        ――――――――卒業論文
木造住宅外皮からの雨水浸入防止に関する研究
- 小型風洞装置の試作およびチューブコネクタを用いた差圧測定 -
市川 海        ――――――――卒業論文
脱リグニン処理による高強度圧縮木材に関する研究
- 圧縮木材の力学的性質に及ぼすリグニン除去の影響 -
西岡彩加        ――――――――卒業論文
デザインコンクリートの施工方法に関する実験的研究
- 既存技術調査および成形・塗装方法に関する検討 -
諏訪晴風        ――――――――卒業論文
桜島火山灰を用いた着色ガラスの開発に関する研究
- 火山灰添加量および加熱条件が着色に及ぼす影響 -
田中洸太        ――――――――卒業論文
建築施工教育における現場シミュレータの開発に関する研究
- 3DCADデータを用いたVR空間の構築方法の検討 -
押田航輝        ――――――――卒業論文
建築施工教育における現場シミュレータの開発に関する研究
- 3DCADデータを用いたVR空間の構築方法の検討 -
黒田晴也        ――――――――卒業論文
火山砕屑物を用いた調湿機能を有する吹付け建材の開発
- 調合比が施工性および吸放湿性に与える影響 -
井上達二        ――――――――卒業論文
実践型な建築施工教育に関する研究
- 建築系学生の作業能率および製作活動への参加が作業能率に及ぼす影響 -
松本彩花        ――――――――卒業論文
脱リグニン処理による高強度圧縮木材に関する研究
- 圧縮木材の力学的性質に及ぼすリグニン除去の影響 -
浪崎 涼        ――――――――卒業論文
火山砕屑物を用いた調湿機能を有する吹付け建材の開発
- 調合比が施工性および吸放湿性に与える影響 -
島田昇汰        ――――――――卒業論文
建設産業における連続起業形態の導入に関する研究
柴崎京介        ――――――――卒業論文
モルタルに混入したPETの補強効果に関する実験的研究
軽部 柊        ――――――――卒業論文
デザインコンクリートの施工方法に関する研究
- 既存技術の調査およびスタンプコンクリートの成形方法に関する検討 -
瀬川雄大        ――――――――卒業論文
モルタルに混入したPETの補強効果に関する実験的研究
村田一輝        ――――――――卒業論文
デザインコンクリートの施工方法に関する研究
- 既存技術の調査およびスタンプコンクリートの成形方法に関する検討 -
立元瑞季        ――――――――卒業論文
塗布・含浸工法による既存木造建築物の補修技術の開発
- 力学的性質に及ぼすけい酸ソーダの塗布・含浸の影響 -
五十嵐崇大       ――――――――卒業論文
火山灰を用いた調湿機能を有する吹付け建材の開発に関する研究
- 吹付け試験片の厚みに及ぼす計画調合の影響 -
佐飛敬亮        ――――――――卒業論文
静電塗工技術を用いた超高性能調湿建材の開発に関する研究
伊東昇吾        ――――――――卒業論文
建設産業における連続起業形態の導入に関する研究
生方孝明        ――――――――卒業論文
火山灰を用いた調湿機能を有する吹付け建材の開発に関する研究
- 吹付け試験片の厚みに及ぼす計画調合の影響 -
山路繭子        ――――――――卒業論文
塗布・含浸工法による既存木造建築物の補修技術の開発
- 力学的性質に及ぼすけい酸ソーダの塗布・含浸の影響 -
加藤 優        ――――――――卒業論文
静電塗工技術を用いた超高性能調湿建材の開発に関する研究

Research

主要な研究活動

Lecture

開講科目の概要

建築材料・建築構造の導入科目

 まずは難解な計算等を用いることなく,学生たちで構造模型の製作や実験、観察、考察を行うことにより,構造力学や建築構法の知識を持たない学生が建築構造に親しむための演習形式の授業です。

 高学年時に建築構造にかかわる諸問題を算術的に解決していく構造設計や構造力学の履修に備えて好奇心を高め,必要な予備知識を身に付けることに加えて,実験の目的・方法・結果・考察・結論を行う過程を通じて実験レポートの作成方法も学びます。

● 国士舘大学理工学部建築学系 1年生秋期



建築材料に触れて力学的性質を実体験!

 建築物の主要構造材料であるコンクリート,鉄鋼材料および木材に直接触れ,その性質や使用上の諸性能を理解するとともに,建築物の設計・施工・維持保全に対応できる知識を身に付けることを目的として各種の試験を実施します。

 コンクリート,鉄鋼材料および木材を対象として,日本工業規格(JIS)に準じた試験を実施し,規格に適合する材料であることを確認します。それと同時に,実験法,機械器具の取り扱い,計算法などの理解を深めます。

● 国士舘大学理工学部建築学系 2年生春期



建築が施工されるまでの流れを掴む

 建築工事現場で建物を構築する順序に従って個々の施工技術について概説します。施工する上で重要なポイントとなる地盤に関する事項や構造体工事についての具体的技術,手法を重点的に学びます。

 また,ゼネコン・サブコンなど施工者の役割のほか現場監督の仕事についても解説します。

● 国士舘大学理工学部建築学系 2年生秋期



建築工事におけるQCDSEとは?

 建築工事の大規模化・短工期化,要求品質の高度化・複雑化,コストの低減や環境の保全など,従来と比較して建築施工をめぐる条件は厳しくなっています。これらを管理するためには,QCDSEと呼ばれる5要素をこぼれ落とさず管理することが極めて重要です。

 本講義では,Quality(品質),Cost(原価),Delivery(工程・工期),Safety(安全),Environment(環境)のそれぞれ解説します。また,主要な工種におけるQCDSEの考え方を現業と照らし合わせながら概説します。

● 国士舘大学理工学部建築学系 3年生春期



材料・施工を実践的に学ぶ

 建築を造ることに注目すると,単なる知識だけでは不十分で,それらの知識をどのように実践に生かすのかが問われます。

 本演習では,建築性能評価試験の実践,水平・角度・距離・三次元の測量,施工図や矩計図の作成など,建築材料施工に関する内容を実践的に学びます。

● 国士舘大学理工学部建築学系 3年生秋期



現場管理者としての工事計画

 建築物の施工に際して各種の計画が立案されます。この施工計画の良否が品質・安全・工事費・工期に多大な影響を及ぼすことになります。そこで,主要な工事の施工計画についてその内容と進め方・要点などを学習します。

 また,実際の建築現場見学を実施することで,現業への理解を深めます。

● 国士舘大学理工学部建築学系 4年生春期(2020年度まで開講)



最先端の学びから未知を知る

 大学や建設業で進められている新たな建築プロジェクトや要素技術について理解するとともに,これらの知識の理解を深めるための演習をおこなう。

 先端技術は常に一新されるため一例となるが,他産業の新材料,分析技術や評価方法,ICT,BIM,VRなどのIT技術,ヒト・モノ・コトのマネジメントなど,多岐にわたる技術の修得を通じて,常に変わりゆく産業構造のなかで,未知のものに対応できる本質的な技術者としての能力を培います。

● 国士舘大学大学院工学研究科建設工学専攻 秋期



主要構造材料の特性を体験的に学ぶ

 材料試験に関する知識を積極的に吸収する力を培うとともに,建築の品質管理に携わる建築家や建築技術者の役割を理解し,専門化としての倫理観を培うことを目的とします。

 試験およびデータ整理などを協力して行い,結果の考察やレポート作成を通じて実践的問題を技術報告書にまとめる能力を培います。素材の特徴に関する理解を深めることにより,創造的な空間を提案する能力を培います。

● 早稲田大学創造理工学部建築学科 2年生春学期



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