研究テーマ
人から、地域の課題を考える
まちは、道路や建物だけで成り立っているものではありません。
そこを歩く人、自転車で移動する人、自動車を利用する人、地域で暮らす人、働く人など、多様な人の活動によって成り立っています。寺内研究室では、都市計画・交通計画を基礎として、人の移動や暮らしの視点から地域の課題を捉え、安全で快適に暮らせる環境のあり方を研究しています。
対象とする課題は、生活道路の安全、歩行者の交通安全、ユニバーサルな道路空間、地域コミュニティ、地域の魅力づくりなど、多岐にわたります。交通調査やデータ分析による客観的な把握と、地域との対話や協働を組み合わせながら、それぞれの地域に適した改善方法を考えています。
01
みちの課題を地域とともに考える
地域の交通課題と徒歩圏を単位とするまちづくり
道路は、人や自転車、自動車が共に利用する地域の基盤です。
一方で、生活道路への通過交通、速度超過、路上駐車、自転車利用に関する問題、商店街における歩行者と車両の共存など、地域ごとにさまざまな交通課題が存在します。寺内研究室では、地域の交通実態を把握し、安全で快適な道路環境を実現するための計画や対策について研究しています。
道路を単なる移動のための空間としてではなく、暮らしや交流を支える公共空間として捉え、地域に適した交通のあり方を考えます。
主な研究対象
- 生活道路の安全対策
- ゾーン30・生活道路対策
- 通過交通対策
- 速度管理
- 商店街の交通環境
- 路上駐車・荷捌き問題
- 自転車利用環境
- 歩車共存道路
- 地域交通計画
02
歩行者(子ども・高齢者)の交通安全を実現する
生活道路の歩行者の交通安全
歩行者の安全を守ることは、誰もが安心して暮らせる地域をつくるための基本です。
特に、子ども、高齢者、障害者など、交通環境の影響を受けやすい人にとって、安全に移動できる環境づくりは重要な課題です。寺内研究室では、横断歩道、通学路、学校周辺、生活道路などを対象に、人の行動や交通状況を調査し、歩行者が安全に移動できる環境のあり方を研究しています。
自動車運転者の行動、歩行者の認知や判断、道路環境や交通ルールなど、さまざまな視点から交通安全を考えます。
主な研究対象
- 横断歩道の安全性
- 歩行者優先社会
- 通学路安全対策
- スクールゾーン
- School Streets
- 子どもの移動環境
- 高齢者の交通安全
- 歩行者行動分析
03
空間を共有するためのユニバーサルな歩行空間
多様な人、多様な使い方のできるまちを考える
道路は、自動車が通行するためだけの空間ではありません。
歩く人、自転車を利用する人、車いす利用者、ベビーカーを押す人、買い物をする人、立ち止まって交流する人など、多様な人が利用する生活空間です。寺内研究室では、年齢、身体能力、利用目的にかかわらず、誰もが安全で快適に利用できるユニバーサルな道路空間のあり方について研究しています。
歩行空間の確保、バリアフリー化、商店街や駅周辺の環境改善、道路空間の利活用などを通じて、人を中心としたまちづくりを考えます。
主な研究対象
- ユニバーサルデザイン
- バリアフリー
- 歩行環境評価
- 商店街の環境改善
- 駅周辺の歩行空間
- 道路空間の利活用
- 荷捌きと歩行環境の両立
04
暮らしと地域の魅力を育むまちづくり
人が暮らし続け、関わり続けられるまちを考える
まちの魅力や活力は、道路や建物などの物理的な環境だけでなく、そこに暮らす人々のつながりや活動によって育まれます。
少子高齢化、地域コミュニティの変化、子育て環境、商業地区の衰退など、地域が抱える課題は多様化しています。寺内研究室では、子どもから高齢者まで、多様な人が安心して暮らし、地域との関わりを持ちながら生活できる環境について研究しています。
また、商店街や地域活動、エリアマネジメントなど、人々の活動を通じて地域の魅力を育むまちづくりについても取り組んでいます。自治体、地域住民、町会・自治会、商店会、学校、専門家など、多様な主体との協働を通じて、地域の課題を発見し、将来のまちのあり方を考えます。
主な研究対象
- 子育てしやすいまちづくり
- 高齢者のコミュニティ形成
- 地域交流・地域活動
- 商業地区の活性化
- エリアマネジメント
- 地域資源を活かしたまちづくり
- 防災・防犯を含む地域の安全・安心