本学系 南 泰裕教授が共同研究者として参加している下記の研究が、昨年に引き続き、2022年度の大成学術財団の研究助成に、継続採択されました。
「新型コロナ対策としての換気シミュレーションによる、室内気流の可視化及び性能評価基準の提案」
本研究は、南教授と芝浦工業大学西村直也教授、およびオールド・コーベ・カフェの石原慎一氏の、3名による共同研究です。
2020年に神戸商工会議所の委託を受け、国士舘大学南研究室および芝浦工業大学西村研究室の学生たちも参加し、様々な実地調査をもとに始まったものです。
ここでは、神戸および東京の様々な建築施設を中心に、室内空間の実測調査とモデリングを経て、気流や温度、湿度、CO2濃度等を詳細に計測し、それらの挙動をCFDシミュレーション解析により分析しています。
それにより、適切な換気計画を踏まえた、より良い空間の評価および提案を行なっています。
今年は昨年度の調査研究成果をもとに、それをさらに発展させた上で、コロナ対策のための様々な室内空間の換気シミュレーション解析を、共同で進めています。
本研究は、今後1年間にわたって継続される予定です。
大成学術財団のWebサイト。
https://www.taisei-foundation.or.jp
https://www.taisei-foundation.or.jp/results/index.html
2021年度採択時の建築学系Webサイトの記事。
南先生の共同研究が2021年度の大成学術財団の研究助成に採択