2022年「高校生建築アイデアコンテスト」結果について

「国士舘大学 高校生建築アイデアコンテスト2022」への多数のご応募、ありがとうございました。

審査結果は、下記のとおりです。

なお、授賞式については、9月25日(日)のオープンキャンパス時に開催を予定しております。

入賞された皆様(優秀賞・準優秀賞)には、高校の先生宛て(個人応募の場合は受賞者)に郵送いたしますので、お受け取り下さい。詳細については、同封いたします案内をご参照願います。(※佳作の方には、授賞式(9/25)後に賞状と副賞についてのご案内をお送りいたします。)

参加いただいた方全員の今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
ありがとうございました。

受賞作品は下記の通りです。
◆優秀賞「五感で引き出す無限の可能性」

[審査員コメント]
・可能性を引き出すというコンセプトと五感の刺激を組み入れた点が良い。
・考え、建築計画、表現力がバランス良く整っていることを評価した。
・パースが素晴らしい。子供と自然の組み合わせも良い。
・五感のすべてがあるというコンセプトを抑え込んだ提案だと思いました。
・建築で5感を育むというコンセプトが体現できている。天窓からの日射が気がかり。
・5感の無限大の可能性を表現しており興味深い。もう一歩進めた「6感」も入れると、さらに可能性が広がる気がする。
・遊具のような家で伸び伸び育った子供が、どのように成長をしていくのか期待させる家です。

 

◆準優秀賞「WILD LIFE」

[審査員コメント]
・普段、気にかけないと見過ごしてしまう自然現象に着目し、自然現象と人間の生活を結びつけることで、自然と共に生きる新たな生活空間としての「すべてある」の可能性を提示している。
・自然の感じ方がユニークです。絵も模型もよくできています!
・人の動物面を甦えさせるための外部微気候を感じさせるプランの工夫、またカーテンの描写が風を感じさせてくれる点を評価します。
・コンセプト、表現力が良かった。
・レイアウトのプレゼンがセンスある。
・意識のすべてをちりばめたような作品で、おもしろい。

 

◆佳作「tomb house」

[審査員コメント]
・「死」をイメージすることで、それまでのすべてを包括するコンセプトがおもしろい。地下に建物を埋めることで、「建築」を改めて問う(認識する)試みがおもしろい。手描きもよいがソフト描写だともっと印象が異なると思われ、少し残念。
・タイトルにふさわしい墓石の冷たさが伝わってくるデザイン、鉛筆のタッチが素晴らしいです。
・あえて手描きで描き上げる感性とコンセプトが見事に合っている。この作品感を大切にしていただきたい。
・家とともに人生の「すべて」を過ごし、家とともにお墓になるというストーリーは独創的である。
・難しいテーマを選んだと思います。絵のタッチがカッコイイ!

 

◆佳作「棚壁が表札になる家~住宅の外側まるごと家計画~」

[審査員コメント]
・一目見てワクワクした。段階的に変化していく様子が図面で表現できている。力作。
・外部空間に家を広げていき街を取り込むという柔軟な発想が良い。
・猟師の祖父を前提にした「すべてがある」家、チャレンジした作品と思いました。
・街を住宅に取り込んでいる点が良い。

 

◆佳作「知識を深め科学変化を導く住居~つながり広がる街~」

[審査員コメント]
・シェアハウスと環境系計画を、上手く融合させている。
・それぞれのプラネットで何が生まれるかという期待感があって良い。
・さまざまな知識を交わることができるか試される作品と感じました。

 

◆佳作「束ねる家」

[審査員コメント]
・「すべて」を「総て」としてコンセプトを考えた点、棚田を保存していくためのプログラムを考えた点、棚田の美しい風景が伝わってくるプレゼンが素晴らしいです。
・棚田の風景に調和したパースが美しい。
・都会の暮らしを棚田にそのまま持ってきたようなイメージを抱いたが、「限界集落」に歯止めをかけたい姿勢が見られ、興味深い。
・魅力的なロケーションに惹かれる一方、建築物が没個性。有機的な立地に対する提案が欲しかった。

 

 

このコンテストの応募方法は、こちら(「2022年 高校生建築アイデアコンテストについて」2022.05.16)へ。

 

(追加情報)
2022.09.09 優秀賞と準優秀賞の方へ書類を郵送しました。
2022.09.15 受賞された作品を公開しました。
2022.09.27 受賞作品の審査コメントを公開しました。
予定2022.09.26~09.28 佳作の方へ賞状と書類を郵送いたします。授賞式の模様を公開します。

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