「国士舘大学 高校生建築アイデアコンテスト2021」への多数のご応募、ありがとうございました。
審査結果は、下記のとおりです。
なお、授賞式については、新型コロナウイルス感染症における感染予防のため中止とさせていただきます。(当日(9/26)のオープンキャンパスは事前申込制で開催しています。)
入賞された皆様には、賞状と賞金の振込口座指定用紙・返信用封筒を高校の先生宛て(個人応募の場合は受賞者)に郵送いたしますので、お受け取り下さい。詳細については、同封いたします案内をご参照願います。(※9月26日以降に郵送いたします。)
参加いただいた方全員の今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
ありがとうございました。
本学系主任からの総評です。
受賞作品は下記です。
◆優秀賞「木肌色の家」
[審査員コメント]
・日本の伝統を、うまくヴェネチアに融合させている。
・色とテクスチャの関係が図面にも現れているのが良い。
・ブラーノ島の文化に触れ、日本つなぐ要素として色に着目し、なおかつ日本の建築文化を髄所に計画に盛り込んだことが評価できる。プレゼンテーションのバランス・表現力も良い。
・和のテイストを上手く取り入れたデザインであり、配色についても良く考えられている。
・きれいですね。
◆準優秀賞「Lamu Life~スワヒリの学び舎から~」
[審査員コメント]
・対象国の現状や文化を良く調べ、分析したうえで、計画されている。プレゼンテーションのバランスや表現力も優れている。
・発展途上国における教育をテーマとした点が良い。
・SDGsに対応しスワヒリに喜ばれる建築の提案となっている。
・ケニアをテーマに興味深い作品。文字が多いのがやや難。
◆佳作「Tαβἐρναのおもてなし-食文化でつうじあう-」
[審査員コメント]
・食を通じて外国の人々との交流を図るプランになっている。
・イメージ通りのギリシャを表したきれいな作品。
・ギリシャのエーゲ海の雰囲気が再現されている。
・周囲に調和しそうですね。
・エーゲ海の明るい気配を、うまく描き出している。
◆佳作「境界線のない家」
[審査員コメント]
・スマトラ島ならではの環境のことを想定し、象とも暮らせる楽しそうな家の発想が興味深い。
・コンセプトが図面に現れていて良い。柱が何とかなればもっとよかった。
◆佳作「Moi!! 」
[審査員コメント]
・建築計画はシンプルだが、フィンランドの四季を通じた文化が考慮されていて良い。ここでの暮らしがイメージできた。プレゼンテーションのバランス・表現力も良い。
・評価に基づいた表現が素晴らしい。図面に落とし込めるとさらに良かった。
・よく調べてきれいにまとめています。
・プレゼンが魅力的。
◆佳作「景色と暮らす家」
[審査員コメント]
・宇宙をテーマにプラネタリウムのような壮大なスケールを感じ取れる家で、楽しそう。
・模型の完成度が高い点を評価する。しかし、どこに建っているのかをイメージがつきにくいのが残念。
◆佳作「「繋がる」家~テトリスハウス~In アムステルダム」
[審査員コメント]
・集合住宅の住戸の立体配置が良く、またアムステルダムにありそうなデザインである。プレゼンテーション資料としての完成度を上げれば、なお良い。
・オランダの風土や文化を考えて計画されているのが良い。
(追加情報)
2021.09.14 入賞者への賞状・各種書類は、9月26日以降に郵送いたします。
2021.09.27 総評と受賞された応募作品、審査コメントを公開しました。