南教授設計、複合施設「IWADO BASE」公開見学会

本学系の南 泰裕教授と非常勤講師で卒業生の石川亮先生が設計監理した複合施設が完成し、公開見学会を行うことになりました。

南教授から
「このたび、私どもの事務所及び関係者により設計監理させていただいた、鳥取市の複合施設「IWADO BASE」の建築部分が完成し、建主様のご厚意により、公開見学会を開催させて頂くことになりました。
鳥取砂丘のすぐそば、風光明媚な岩戸海岸のほとり、山陰海岸国立公園内に建つ、さまざまな活動を行う複合施設です。

当日は、意匠設計、及びランドスケープ設計を担当した設計者(霜田先生、南)も現地にいる予定です。
どなたでも参加いただけますので、ご都合がよろしければ、ご高覧いただければ幸いです。

日時:2024年10月25日(金)、10時半〜17時
場所:IWADO BASE
鳥取県鳥取市福部町細川字湊367
(JR鳥取駅より車で15分、鳥取砂丘会館より車で5分)

皆様のお越しをお待ちしております。

問合せ先:
一級建築士事務所アトリエ・アンプレックス
info●atelierimplexe.com

ISHIKAWASAMBO一級建築士事務所
tokyo●ishikawasambo.com」

(※注意 ●は@に変更してください。)

2024年「高校生建築アイデアコンテスト」結果について

「国士舘大学 高校生建築アイデアコンテスト2024」への多数のご応募、ありがとうございました。

審査結果は、下記のとおりです。


なお、授賞式は、11月3日(日)の学園祭(楓門祭)時に開催を予定しております。

入賞された皆様には、高校の先生宛て(個人で応募された方にはその住所)に詳細なご案内を郵送いたしますのでお受け取り下さい。

参加いただいた方全員の今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
ありがとうございました。

受賞作品は下記の通りです。
◆優秀賞「森の中のヒミツ」

 

◆準優秀賞「スマいく~緑を育て・生命と共に暮らす住まい~」」

 

◆佳作「自然の深みに住まう」

 

◆佳作「巣み家」

 

◆佳作「軌跡の家」

 

審査員コメント
今回は、「生き物としての家」というテーマで、34作品の応募がありました。応募された皆様に感謝申し上げます。
本課題では、家を「生き物」としてとらえた時、それは建築としてどんな姿をしているのか、あるいはさまざまな生き物にとってどんな機能を有しているのかを問うものでした。世界には百万種を超える生物が存在するといわれ人間はその一つでしかないのに、地球上では人間中心の世界を形成してきましたが、改めて家を生き物としてとらえ人以外の生物との共存に目を向けることで、本来の意味での持続可能な社会をつくる契機を探るものでありました。こうした中、さまざまな独創的な視点での提案がありましたが、その中でも再び人間生活と自然とを積極的に結びつけてよりよい生き方が創造できている案が評価されました。
優秀賞の「森の中のヒミツ」は、住宅を自然物に組み込み人以外の生き物との共存を図りつつ、さらに人工物に人間の感情である喜怒哀楽の空間を設えることで、住人が自然界で暮らす上での有機・無機の絶妙なバランスを楽しむというユニークな提案が評価されました。また、準優秀賞の「スマいく~緑を育て・生命と共に暮らす住まい~」は、年始に起こった能登半島地震の際にビニールハウスを避難生活の場とする人々と、ビニールゴミを外皮の一部として覆う巣を棲家とする鳥を同時期に観察し、人間と人以外の生物とが自然災害に対して同様の工夫で対応していることからヒントを得て、多様な生物が共存し得る住宅の可能性を模索した点で評価されました。佳作の「自然の深みに住まう」、「巣み家」、「軌跡の家」は、どれも人間と人以外の生物との共存を図るものであったが、上位2作品と比較して住空間と周辺環境との関わりにおいて新たな関係性が示せていなかった点が評価を分けたと思います。
今回、参加してくださった皆様の将来のご活躍に期待しています。また、ご多忙の中ご指導に当たられた先生方に感謝申し上げます。

 

このコンテストの応募案内は、こちら(「2024年 高校生建築アイデアコンテストについて」2024.04.24)へ。

日本建築学会グローバル化人材育成プログラム受賞

日本建築学会が主催する「第8回日本建築学会グローバル化人材育成プログラム「世界で建築をつくるぞ!─グローバルな建築デザイン・マネジメント・エンジニアリング分野への入門」に位田達哉准教授からの推薦を受けて本学系2年生が参加し、各賞を受賞しました。

川橋祈さん、羽澤永采さん、山本楓大さん

詳しくは、国士舘大学Webサイト「建築学系の2年生 3人がグローバル化人材育成プログラムで各賞を受賞」ページをご覧ください。

位田研究室、やぐら製作

位田達哉研究室では、2019年度に世田谷区内の老人福祉施設から依頼を受け、毎年やぐら製作に取り組んでいます。
組み立てたやぐらは、写真のように「玉川上水清掃協力会納涼盆踊り」や「きたざわ苑納涼祭」で活躍しました。

2024年度は、7月29日にやぐらを組み立て、8月3・4日の「玉川上水清掃協力会納涼盆踊り」や8月10日の「きたざわ苑納涼祭」で使用されました。
利用者の皆さんから感謝の言葉をいただき、さらに社会福祉法人正吉福祉会きたざわ苑の竹谷哲施設長よりお礼状をいただきました。
このような「ものつくり」学修が地域の方々の感謝の気持ちに繋がるとても良い活動となりました。

詳しくは、国士舘大学Webサイト「今年も位田研究室でやぐらを製作 地域の祭りで活躍」ページをご覧ください。

大井研究室「キッズデザイン賞優秀作品(審査員長特別賞)」受賞

2023年度、世田谷区で活動されているNPO法人子育て支援グループamigo様と本学との受託研究において、下北沢で活動する建築設計事務所の株式会社タンタブルと本学大井研究室(修士学生5名)で取り組んだ、セルフビルド建築プロジェクト、梅ヶ丘駅前の「小さなカルチャーセンターPUBLICO」が、第18回キッズデザイン賞優秀作品(審査委員長特別賞)に選ばれました。

詳しくは、国士舘大学Webサイト「大井鉄也研究室が関わった梅ヶ丘駅前の「小さなカルチャーセンターPUBLICO」の建築・空間デザインが、キッズデザイン賞2024優秀作品として、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」において特別賞(審査委員長特別賞)を受賞しました」ページをご覧ください。

世田谷区立教育総合センター主催STEAM教育講座「段ボールで椅子をつくろう!」大井准教授実施

2024年8月22日、世田谷区立教育総合センターで、
大井研究室の修士学生2名と学部4年生10名が参加して、
世田谷区内の小学生5年生から中学生の計10名(参加生徒10名・保護者4名)を対象としたワークショップを実施しました。

大井鉄也准教授からのコメント。
「参加者全員が、大学院生や大学生のサポートを受けて、
参加した生徒の頑張りのおかげで、皆さんが時間内に段ボール椅子を完成させすることができました。
参加された生徒からは、「段ボールで家具が作れることを初めて知った」との感想をいただき、満足していただける内容となったと思っております。
また、本講座に参加した大学院生や大学生も、教育に対する学びがあったと思います。」

詳しくは、国士舘大学Webサイト「世田谷区主催のSTEAM教育講座で理工学部の大井鉄也研究室がワークショップを開催」ページをご覧ください。