南先生 換気シミュレーション・プロジェクトについて執筆

本学の南 泰裕教授が「換気シミュレーション・プロジェクト“科戸の風プロジェクト”」について、クリーン環境と清浄化技術の専門誌「クリーンテクノロジー2021年11月号」に共著されています。

雑誌:クリーン環境と清浄化技術の専門誌「クリーンテクノロジー2021年11月号」
記事:「COVID-19に対する神戸商工会議所・NEXCO中日本の取り組み CFDによる気流の見える化プロジェクト」

芝浦工業大学 西村直也教授、オールド・こーべ・カフェ 石原慎一代表取締役との共同研究です。

また、国士舘新聞にも7月13日に開催されたオンラインシンポジウムについて掲載されています。
国士舘新聞https://www.kokushikan.ac.jp/information/public_relations/news_paper/2021.html

国広教授「GA JAPAN 145」に掲載

「GA JAPAN145」の「特集/建築にまつわる本のはなし」に、
国広ジョージ教授の「国広ジョージ 「実務と何が結びついているのか」」と
「Questionnaire/本とわたし―建築家五〇人の場合」に掲載されています。

詳しくは、「GA JAPAN」のサイト(http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_japan/gaj145.html)へ。

10+1webにて、<建築理論研究>連載スタート、南教授

10+1webにて、<建築理論研究>という連載がスタートしました。
第1回目は、
〈建築理論研究 01〉──レム・コールハース『錯乱のニューヨーク』
と題して、討論が行われています。
第1回目として、南先生にこの研究会全体のフレームについての解説、また、第1回目のテーマとして『錯乱のニューヨーク』を選んだ理由について説明があります。
また、 初回のゲストとして参加いただいているのは、本学非常勤講師、丸山洋志先生です。
「建築理論研究」のシリーズは隔月掲載の予定です。
今後にもご期待下さい。

本学卒業生の復興支援活動が、新住宅ジャーナルに紹介されました

東日本大震災の被災地では、継続的な支援が必要です。園部建築事務所(代表取締役 倉島 賢四朗さん・S44年卒)は、創立記念事業として、岩手県宮古市にDIY復興ドームの寄贈・設置をしました。ドームは、漁具の倉庫として使われています。倉島さんはじめ、湯田さん(S45年卒業)ほか、約20名が活動に参加しました。

上の写真をクリックすると全文がご覧いただけます。

田中裕也さん(S50年卒)の『ガウディ・コード ドラゴンの瞳』

本学工学部建築学科、昭和50年卒業の田中裕也さんは35年にわたり、バルセロナでガウディの建築物の実測と建築図面の作成を続けているガウディ研究者です。

今年出版された田中さんの著書『ガウディ・コード―ドラゴンの瞳』では、「サグラダ・ファミリア」の動物や「フィンカ・グエル」のドラゴンなど、ガウディ建築の装飾モチーフの秘密が解明されています。ガウディファン必読の書として注目の1冊です。

田中裕也さん
1952年北海道稚内市生まれ。1975年国士舘大学工学部建築学科卒。
1978年バルセロナに渡り、ガウディ建築の実測を開始する。1991年カタルーニャ工科大学バルセロナ建築学科大学院卒。1992年カタルーニャ工科大学バルセロナ建築学部より、建築家工学博士号を取得

保坂猛先生、日刊建設工業新聞に登場!

3月15日、日刊建設工業新聞に、非常勤講師の保坂猛先生の記事が掲載されました。

JIA(日本建築家協会) 第24回新人賞を受賞された保坂先生は、「今回の受賞を励みにして頑張っていきたい」と受賞の喜びをコメントされています。受賞作品の「Daylight House」は、太陽光がほとんど取り込めないような住宅密集地に立つ住宅。屋根面にトップライトを設け、アクリルドーム天井に光を拡散させることで、1年を通して昼も夜も自然の光の下で気持ちよく生活できます。

保坂先生は「どんなに厳しい場所でも、すばらしい場所になると信じて設計に取り組んでいます。プロジェクトごとにそのロケーションに合った人と自然の関係を建築を通して発見していきたい」と建築に対する思いを語られています。

「重ねの家」が、新建築・住宅特集に紹介されました

本学建築学系非常勤講師、木島千嘉先生の設計した「重ねの家」が新建築・住宅特集2012年11月号に紹介されました。

千葉県にある「重ねの家」は音楽家夫妻のための住宅。祖父母の代からの土地に3棟ほど建ち並んでいた木造家屋を、夫婦それぞれの練習スタジオと寝室、共用で使用する日常生活用スペースとして、新たにつくり換えたプロジェクトです。

既存家屋1棟を残し、1組のスタジオと寝室へと改修し、あとの要素を新築しました。
ポイントになったのは、演奏を練習するスタジオと寝室の音の制御をしながら、視覚的、心理的な要素を取り入れた空間づくりです。

視覚的な要素が、夫婦2人の距離感、近隣との距離感の取り方に大きな影響を与えます。
共に過ごす時間を豊かにしながら、2人の音楽家が互いのスペースやテリトリーを尊重し合えるために、空間の広さだけでなく、心理的な距離を調整する仕掛けが考えられました。

寝室を芯に収納や日常生活の場を円環状に重ねる平面構成と、エントランスからユーティリティを異なる素材の壁や造作で多角にずらしながら、重ねた隙間に個々のテリトリーの境界を混在、重複させる試みがされています。防音扉を開け放つことで、家の中に回遊性が発生し、遮音とは別の空間構成が実現されました。